SPSって何? 
  


発足趣旨

 SPSは「南信州ペン倶楽部ソサエティ」の略称です。信州に生
活の拠点を置き、出版関係に携わっていた者たちを中心に結成され
た協会です。

  私たちは地方から、文化を発進します。

 私たちはフリーライターの集団であり、編集プロダクションでも
あります。企画から取材・執筆・編集作業まで、幅広く活動してい
きます。



活動内容

執筆活動一般
 広範囲にわたる各種出版本の執筆活動。ゴーストライターとして
の活動の他、単発の記事にも敏速に対応します。

リライト作業
 自費出版物などのリライトを、注文に応じて仕上げます。

編集プロダクション
 出版意図にあわせ、企画から取材・執筆・レイアウトまで請け負います。
 広範囲な取材には、信州大学の学生スタッフを動員できます。

南信州ペン倶楽部ソサエティ設立理念

 岩波書店を創立した岩波茂雄、筑摩書房を創業した古田晃、みす
ず書房・青春出版社・理論社・大和書房など、日本の文化の根底を
支える出版社の多くは、信州出身者で占められています。信州は古
くより教育県として知られ、その証左は、平林たい子・中山晋平・
島木赤彦・松井須磨子・藤森栄一など、全国に知られる文化人を多
く輩出していることに求めることができます。

 元来信州は、日本を代表する多くの学者・文化人を送り出してき
た地です。そうした土壌が書物を貴ぶ風潮を醸成し、全国でも抜き
ん出た出版王国を誕生させました。

 今、そうした先人達の偉業に習い、私たちもまたここに、信州か
らの文化の発進を宣したいと思います。

 四囲を峻険なる山並みに閉ざされた信州は、中央の文化を摂取す
るにあたり、長きに渡り著しく不利な地でした。それが信州人の知
識欲を高め、出版物への並々ならぬ関心を育てたとの指摘は正鵠を
得ているといえるでしょう。

 しかし今や交通網が完備されたことにより、中央との距離は確実
に狭まりつつあります。ことに南信州に拠点を置く私たちは二時間
ほどで東京に至ることができ、信州を首都圏に極めて近い存在とし
て位置付けることを可能としています。

 今日、日本の出版社の八割は東京に集中していますが、元より執
筆活動に関しては地域と中央の垣根は有り得ないものと、私たちは
信じます。

 また地域の中に生活の拠点を置くことで、地域文化の貢献にも寄
与したいと、私たちは考えます。信州に根差した出版物の企画・編
集にも、積極的に取り組んでいきます。

 信州から中央へ向けての文化の発進、また信州に根差した地域の
文化の育成、そうした考えを敷衍させた大いなる志のもとに、私た
ちはここに、南信州ペン倶楽部協会・SPSの発足を宣言します。


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